2003年 (平成15年)男性 透析患者 平均余命(生命表) - DigiAtoまとめ

2003年 (平成15年)男性 透析患者 平均余命(生命表)

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2003年 (平成15年) 男性 透析患者 平均余命(生命表) 

 

年齢x死亡率nqx生存数lx死亡数ndx定常人口nLx定常人口Tx平均余命ex一般人口平均余命ex透析患者平均余命の一般人口平均余命に対する比 (%)
290.007100,00065099,6752,818,31128.1850.1956.2
300.00899,35083898,9302,718,63627.3649.2355.6
310.00398,51126498,3792,619,70626.5948.2755.1
320.01698,2471,58197,4572,521,32625.6647.3154.2
330.01096,66697496,1792,423,86925.0746.3554.1
340.01695,6921,57094,9072,327,69024.3245.3953.6
350.00694,12258493,8302,232,78323.7244.4353.4
360.02193,5381,92692,5752,138,95322.8743.4752.6
370.02391,6122,08890,5682,046,37922.3442.5252.5
380.01989,5241,69188,6781,955,81121.8541.5752.6
390.01387,8321,17787,2441,867,13321.2640.6252.3
400.02086,6561,76085,7761,779,88920.5439.6751.8
410.01484,8961,18584,3031,694,11319.9638.7351.5
420.02483,7112,01382,7041,609,80919.2337.7950.9
430.01581,6981,24481,0761,527,10518.6936.8650.7
440.01880,4541,47379,7171,446,02917.9735.9350.0
450.02278,9811,75078,1061,366,31217.3035.0149.4
460.02577,2311,95676,2531,288,20616.6834.0948.9
470.03175,2752,30674,1221,211,95416.1033.1848.5
480.02872,9692,04171,9491,137,83215.5932.2748.3
490.03570,9282,47369,6921,065,88315.0331.3647.9
500.03968,4562,65367,129996,19114.5530.4747.8
510.03365,8022,13964,733929,06214.1229.5847.7
520.03763,6642,33262,498864,32913.5828.7047.3
530.03761,3322,26160,201801,83213.0727.8347.0
540.04059,0712,37057,886741,63012.5526.9746.6
550.04856,7012,72855,337683,74412.0626.1246.2
560.05353,9732,88552,530628,40811.6425.2846.1
570.04351,0882,21949,978575,87711.2724.4446.1
580.05048,8692,45047,644525,89910.7623.6145.6
590.05546,4192,54245,148478,25610.3022.7945.2
600.05743,8772,49342,630433,1089.8721.9844.9
610.05841,3832,39940,184390,4799.4421.1844.5
620.06638,9842,55737,705350,2958.9920.3844.1
630.07436,4272,69335,080312,5908.5819.5843.8
640.07633,7342,56532,451277,5098.2318.8043.8
650.07831,1682,43429,951245,0587.8618.0243.6
660.08828,7342,52127,474215,1077.4917.2643.4
670.09226,2132,41625,005187,6337.1616.5143.4
680.09823,7972,33522,630162,6276.8315.7743.3
690.10721,4622,28820,318139,9986.5215.0543.3
700.10319,1741,96718,191119,6796.2414.3543.5
710.11017,2071,89216,261101,4885.9013.6743.1
720.12315,3151,88214,37485,2275.5613.0042.8
730.13513,4341,80812,52970,8535.2712.3542.7
740.14311,6251,66210,79458,3235.0211.7242.8
750.1539,9631,5279,20047,5294.7711.0943.0
760.1638,4371,3787,74838,3294.5410.4943.3
770.1717,0581,2086,45430,5814.339.9043.8
780.1935,8501,1315,28424,1274.129.3344.2
790.1914,7199004,26918,8433.998.7845.5
800.1893,8197233,45814,5743.828.2646.2
810.1983,0966152,78911,1173.597.7546.3
820.2222,4825512,2068,3283.367.2646.2
830.2541,9314901,6866,1213.176.8046.6
840.2581,4423731,2554,4353.086.3648.4
850.2281,0692439473,1792.975.9550.0
860.3038262507012,2322.705.5748.5
870.2725761574971,5312.665.2151.1
880.3234191353511,0342.474.8750.7
890.326284932386832.404.5552.9
900.333191641594452.334.2654.6

 

 

※引用:2003年 (平成15年)男性 透析患者 平均余命(生命表)、表2 2003年 (平成15年)女性 透析患者 平均余命(生命表)(日本透析医学会 わが国の慢性透析療法の現況)より一部抜粋

 

 

透析患者の導入年ごとの生存率は必ずしも改善していないが、その背景には糖尿病患者や高齢者など、予後が必ずしも良好でない患者群の増加が影響していると考えられる。図1では、糖尿病患者や高齢者の増加を数学的に補正し、生命予後を比較した結果が示されている。このデータに基づけば、性別、年齢、および糖尿病の有無を補正すれば、透析導入患者の生命予後が改善していることがわかる(日本透析医学会統計調査委員会:『わが国の慢性透析療法の現況』(2001年12月31日現在)。日本透析医学会、東京、2002)。しかし、これらの結果は過去の透析患者と現在の透析患者の比較に過ぎない。

わが国における透析患者の生命予後を一般人口(健常者)と比較した研究は極めて稀であり、私たちの知る限り、1994年にHeldらによって行われた報告が唯一の例である(Held PJ, Akiba T, et al. Survival of middle-aged dialysis patients in Japan and the US, 1988-89. Developments in Nephrology Volume 35 Death on Dialysis: 13-23, ed. by Friedman EA Kluwer Academic Publishers 1994)。この報告によれば、1989年時点での日本の45~64歳の一般人口の平均余命は27.4年だったのに対し、同年齢層の透析患者の平均余命は12.2年(一般人口平均余命の44.5%)であった。同様の解析が米国の透析患者についても行われており、米国の45~64歳の一般人口の平均余命は27.0年であったが、透析患者の平均余命は4.1年(米国一般人口平均余命のわずか15.3%)であった。しかしながら、これらの結果は15年以上前のデータに基づいている。

平均余命は、その集団の年齢構造に関係なく、その集団の死亡率を示す指標であり、透析患者と一般人口のように年齢構造が異なる集団間でも死亡の程度を比較することができる。本研究では、現在の透析患者の生命予後が一般人口と比較してどの程度の「ハンディ」を負っているかを明らかにすることを目的とした。

平均余命について

平均余命は、基準となる年の死亡状況が今後変化しないと仮定した場合、各年齢層の人々が「今後どれくらい生きられるか」という期待値を示す。0歳以降の平均余命は、特に「平均寿命」と呼ばれる。

透析人口においては、30歳未満の人数が少ないため、この年齢層での平均余命には誤差が生じる。また、90歳以上では人数が非常に少なく、誤差が大きくなる。したがって、今回の解析では信頼性の高い死亡率を算出できる29歳から90歳の範囲について平均余命を計算した。

今回の透析人口における平均余命の算定は、2003年(平成15年)の一般人口平均余命を基に行った。この年の死亡率に基づき、透析人口の年齢階層ごとの平均余命を算出した。

 

計算結果

一般人口では女性の平均余命が男性よりも長かったが、透析人口でも同様に女性患者の平均余命はすべての年齢層で男性患者より良好であった。しかし、透析人口の平均余命は、同性・同年齢の一般人口に比べて概ね半分の値を示しており、透析患者の生命予後は依然として大きなハンディがあることがわかる。

透析人口の平均余命が一般人口に対してどの程度の差があるかを、性別・年齢ごとに算出し、図3にグラフ化した結果、女性患者は男性患者よりも全体的に平均余命が長いものの、透析患者の一般人口に対する平均余命の差(ハンディ)は男性の方が小さく、女性の方が大きいことが明らかとなった。この傾向は60~80歳の高齢層で顕著であり、若年層や80歳以上では比較的小さいことがわかった。この所見の背景については、現在のところ不明である。

Heldらの報告では、1989年時点での透析人口の平均余命に関するデータは、一般人口に対する比率が44.5%だったが、今回の算定結果はその値を超えている場合もあり、特に男性については報告された値を上回っている。女性については、45~53歳で同等かそれを上回り、54~64歳ではそれを下回っている。

 

 

 

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